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市営地下鉄徹底研究

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桜通線車両案内

桜通線の車両を解説してゆきます。

桜通線の車両の特徴としては、6000形、6050形いずれにおいても、第1編成とそれ以外において仕様が異なる車両となっていることです。

6000形

概要

6000 形車両は、桜通線の開業の前に製造され、これを鶴舞線で試験的に営業運転していた。その後、桜通線の開通にあわせて12編成追加製造され、試験的に営業し ていた1編成を含めた13編成が本来の運転路線である桜通線で営業運転に着いた。

その後、桜通線の野並延伸に伴 い、6300形の追加製造と編成ごとの追加製造を行い、5両編成とし、さらに編成数を増やした。

その後、野並・徳重間2011年3月27日開業に向け、案内装置の改修を順次進めている。

車内案内装置

こ の形式の案内装置は2段式です。一段に日本語全角で9文字表示可能です。前期タイプと後期タイプで表示形式が大きく異なります。6300形をのぞいて横に 表示板があるものを前期タイプ、上に表示板があるものを後期タイプとして区別します。なお、前期、後期ともに6300形は上にLED表示板があります。

前 期タイプは、改修前は日本語しか表示できません。始発駅では、"この電車は"が上段に、"[駅名]ゆき"が下段に表示されます。その後、しばらくすると非表示にな ります。(あいまい)駅を出発後は、上 段に"次は [駅名]"、下段は始発駅と同じ表示です。乗換駅の場合は、しばらくすると下段が"[線名] のりかえ"と表示されます。そして到着時は、"まもなく [駅名]"が上段に、"扉が開きます"と開く方向の矢印が下段に表示されます。駅に到着して扉が開いた後は、"ご利用 ありがとう"が上段に、"ございます。"が下段に表示されるパターンと、始発駅と同じパターンが交互に表示されます。

な お、乗り換えの路線が多い場合は上下段両方に乗り換え案内が表示されます。又、啓発広告も同じように表示されます。

終 点のときは上段は通常と同じですが、下段は"終点です。"と表示されます。これは啓発広告以外は同じで、到着時もそのままです。(中村区役所駅のように到 着ホームが同じであってもです。)到着後、扉が開くと通常の"ご利用 ありがとう ございます"と上段には"お忘れ物のないよう"、下段には"お支度ください。"とで交互に表示されます。しかし、野並駅ではほとんどの場合すぐに中村区役 所行きに変更されてしまうため、なかなか"お忘れ物のないようお支度ください"の表示を見ることができません。

以 上にように、改修前の前期タイプはスクロールの表示がありません。このことから、スクロール表示はできないものと推測されます。

後 期タイプは、原則的に上段に日本語、下段に英語を表示します。この表示形式は3050形と同じです。駅停車時は、"この電車は、 [駅名] ゆき"が上段に、"Bound for [駅名]"が下段にスクロール表示されます。このとき、上段は"[駅名] ゆき"が表示された段階でスクロールがとまり、そのあと下段のスクロールが始まります。始発駅の場合は、しばらくしてから表示がいったんすべて消えます。

駅 発車後、上段は"次は [駅名]"が固定表示、下段は"Next stop [駅名]"がスクロール表示されます。しばらくしてから、乗換駅の場合は上段は"[線名] のりかえ"と固定表示(多い場合はスクロール)され、下段は"Change to [線名]"がスクロール表示されます。その後、駅が近くなると上段に"まもなく [駅名]"と固定表示で、下段には"[駅名]"とスクロールで表示され、しばらくすると"扉が開きます"と開く方向を示した矢印が上段に固定表示で、下段 には"Mind the openning doors."と同じく開く方向を示した矢印がスクロールで表示されます。その後、開戸すると停車時の案内になります。

な お、乗換駅でない 駅間では啓発広告が流れることもあります。この啓発広告には2種類あり、上段と下段両方を利用して表示するもの(スクロールはしない。前期形と同じ。)と 上段でスクロールして表示するものがあります。いずれもいったんすべての表示が消えて、その後表示となるのですが、上段と下段で表示するタイプの場合は、 上段が表示されてしばらくしてから下段が表示されるようになっています。これは前期形と違うところです。これ以外ものもでもこのような挙動になっている模 様です

一方、上段でスクロールするタイプの場合は上段で1つの広告のうち2回スクロールされます。又、区間によっ ては2つの啓発広告が流れる場合があります。

終 点の場合は、駅発車時は上段に"次は [駅名] 終点"と固定表示、下段に"Next stop [駅名], The last stop"とスクロールで表示されます。そして、駅到着時には上段に"まもなく[駅名]終点"と固定表示、下段には"[駅名]"とスクロール表示がなさ れ、しばらくしてから上段に"[駅名] 終点"と固定表示、下段には"[駅名], The last stop."とスクロール表示になります。そして、到着して開戸すると上段には"ご利用ありがとうございました。 お忘れ物のないようお支度ください"とスクロール表示、下段は開戸前と同じ内容をスクロール表示されます。しかし、前期形と同じように野並の場合はすぐに 中村区役所行きに切り替えられてしまうことがよくあります。

後期形は、上記の啓発広告表示時、および駅到着後等の 表示がいったん消えるとき 以外は、スクロールの内容がすべて流れ終わってから次の内容へ切り替わります(2回流れるものは1回流れたらOK)。そのため、下段には到着時の表示をし ているのに上段はまだ啓発広告をスクロールしているというのがよくあります。

改修後は、前期タイプ、後記タイプともに同じ表示を行うものと推測されます。下記に例を示します。

改修後の表示は、上段は基本的に行き先表示しか行いません。下段に、次駅表示、乗り換え案内などをすべてスクロールで行います。

また、終点以外の駅に停車中は上段は行き先、下段は停車中の駅の案内(例:"ここは 鶴里")を行います。

例外的に、終点においては上段に終点の駅名、下段には"みなさまご乗車ありがとうございました。お忘れ物のないようお降りください。"(予測、野並駅においては前述のとおり行き先がすぐに変更されるため全文の確認は困難。)の表示がスクロールでなされる。また、戸開方向の表示は後期型と同一表示。

車内放送

車内放送は、改修前と改修後の2種類あり、英語放送が異なります。改修後の放送は6050形車両の音声と同じです。また、改修後の車両はスポット放送と呼ばれる放送が新たに追加となっています。

ドアスイッチ

運 転台についているドアスイッチは運転台に向かって右側(運転台が寄っている側)の 扉しか開閉できない模様。そのためか、野並で左側の扉が開くとき(2番ホームに入線したとき)は運転士が車掌スイッチを操作して開戸する。そのため、扉が 開くのに若干時間がかかる。反対に野並で右側の扉が開いた(1番ホームに入線した)時は発車の際に車掌スイッチを使用している模様で発車にしばらく時間が かかる。

方向幕

方向幕は改修前の前期型においては先に正方向に回転(幕番号の小さいほうから大きいほうに向かって回転することを指します。)する仕様です。そのため、野並で回送になるときは回転の 際一瞬中村区役所の表示が現れます。また、同じ行き先に設定した場合はいったん次の幕番号に回転してから元に戻る仕様となっているようです。

下記に改修前の幕番号と幕の表示の対比を示します。もしかしたら今池と桜山が逆かもしれません。また、番号もずれていたかもしれません。

  1. *調査中*
  2. *調査中*
  3. *調査中*
  4. 試運転
  5. 回送
  6. 桜山
  7. 今池
  8. 野並
  9. 中村区役所
  10. 丸の内

興味深いのは桜山と丸の内です。桜山は始発が設定されているのでその送りこみが目的で設定されたものと推測されます。ただ、現状では回送で送り込みをしているようです。もしかしたら20:00発の回送が桜山への送り込みかもしれません(未確認)。これについて、徳重延伸後は正式に桜山行きが設定されました。

丸の内は鶴舞線との短路線がある駅です。そのため、この駅終点でその後鶴舞線へ回送で入線する電車を設定するために設けたものと推測されます。ただ、現在は中村区役所(野並?)から回送で運行している模様です(未確認)。

また、桜本町にも折り返し設備はありますが、あくまでも非常用のためか、幕は用意されていない模様です(未確認)。

改修後は、配置が変更されている模様です。とりあえず下記に示しますがおそらく番号等は異なっているでしょう。

  1. *調査中*
  2. *調査中*
  3. *調査中*
  4. *調査中*
  5. 野並
  6. 徳重
  7. 中村区役所
  8. 丸の内
  9. 回送
  10. 試運転

野並と中村区役所の間に徳重の幕が挿入されています。これは、延伸後において幕を最低限の移動だけで済ませるようにするためと推測されます。

6050形車両

概要

6050形車両は、野並・徳重間2011年3月27日開業に向けて導入された車両です。最初に導入された車両は、東山線N1000形車両のようなLED形車内案内装置が使用されましたが、その後に導入された車両は"ハッチービジョン"と呼ばれる液晶ディスプレイを使用した車内案内装置となっています。

車内案内装置

第一編成のみ、LED形案内装置を使用しています。これの表示内容は、基本的には東山線N1000形車両と同じです。ただし、一部駅名が長い関係もあり(東山線の表示板は"Next stop Higashiyama Koen(H17)"(半角31文字)が表示できればよいが、桜通線の場合は"Next stop Mizuho Undojo Nishi(S13)"(半角34文字)が表示できる必要がある。)、同時に表示できる文字数が拡大されているため、戸開方向の英語表示が他の表示と同じ大きさとなっている(東山線の場合は他の表示よりも小さい表示となっている)。

それ以外の車両は、ハッチービジョンと称される液晶ディスプレイを使用した案内装置を使用しています。

この車内案内装置は、どうやら鶴舞線にも対応しているようです(運転席モニタの行き先設定に[鶴舞線]ボタンがあるため)。ただし、通常は使用されません。また、N3000と共通とするためか[市交]や[市交設定]のボタンもあります。おそらくN3000には[名鉄]や[名鉄設定]のボタンも追加されるでしょう。

車内放送

車内放送については、英語放送のアナウンサが変更となっているほか、交通局の車両としては初めてのスポット放送と呼ばれるものが採用された。

スポット放送は、主要駅に停車中に、マナー放送を行うものとなっている。

以下作成中...